アメリカの家で快適に暮らすための掃除アイテム総合ガイド
広い住宅、カーペットフロア、多様な床材…アメリカの住環境に合わせた効率的な掃除方法と便利なアイテムをご紹介
明るい日差しが差し込むアメリカの一般家庭での掃除風景
アメリカに駐在して最初に驚くのは、住宅環境の違いではないでしょうか。広々とした間取り、カーペットが敷かれた部屋、高い天井…。そして、その環境に合わせた掃除方法も日本とは大きく異なります。
カリフォルニアからニューヨークへの転勤を経験し、4人の子供たちと共にアメリカ生活を送る中で、最初は掃除に四苦八苦しました。「なぜこんなに掃除が大変なんだろう?」と思う日々…。日本のような狭くて効率的にまとめられた住居環境と違い、広いスペースにカーペットや様々な素材のフロアが混在するアメリカの家では、日本で使っていたお掃除方法が通用しなかったのです。
例えば、我が家の場合、1階はハードウッドフロアと大理石、2階はほぼ全面カーペットという構成。リビングルームだけでも日本のアパート1室分ほどの広さがあります。最初は日本から持ってきた掃除道具で何とかしようとしましたが、すぐに限界を感じました。
そこで地元のスーパーや家電量販店、そして隣人のアドバイスを元に、アメリカならではの掃除アイテムを揃え始めました。今ではアメリカの住環境に最適化された掃除方法を確立し、以前よりもずっと効率的かつ快適にお掃除ができるようになりました。
アメリカの住宅環境の特徴
- 広い間取り(一般的な戸建ては120〜200㎡程度)
- カーペットフロアが多い(特にベッドルームやリビングルーム)
- 様々な床材の混在(ハードウッド、タイル、ビニール、大理石など)
- 天井が高い(掃除が手の届かない場所も多い)
- 窓が大きく、ブラインドやカーテンが多い
- エアコン・換気口のダクトからの埃が多い
この記事では、そんなアメリカの住宅環境に合わせた掃除方法と、実際に私が使って便利だと感じた掃除アイテムをご紹介します。場所別のお掃除テクニック、アメリカで人気の掃除用品、そして私のお気に入りのハンディクリーナーEufy H30まで、幅広く解説していきます。
場所別の掃除方法と必須アイテム
カーペットのお手入れ
アメリカの住宅では寝室や居間など、多くの場所にカーペットが敷かれています。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、カーペットのお手入れは非常に重要です。
日常のお手入れ
- 週に2〜3回の掃除機がけ(特に人通りの多い場所)
- こぼしたものはすぐに拭き取る(シミになる前に)
- 玄関マットの設置(外からの砂や泥の持ち込みを防ぐ)
定期的なディープクリーニング
- 3〜6ヶ月に1回のカーペットクリーナー使用
- 年に1回のプロによるクリーニング検討
- 季節の変わり目に重曹スプレーで消臭・消毒
アメリカ流カーペットケア術
アメリカでは多くの家庭がカーペットクリーナーをレンタルするサービスを利用しています。Home DepotやLowe’sなどのホームセンターで、Rug DoctorやBISSELLなどのカーペットクリーナーを1日約30ドルでレンタル可能です。これを使うと、プロに頼まなくても自分でカーペットの深部までキレイにできます。
また、子供やペットのいる家庭では、カーペット用の「スポットクリーナー」を常備している家庭が多いです。飲み物をこぼしたり、ペットの事故があったときに即座に対応できます。
カーペットのお手入れに必須のアイテム
パワフル掃除機
DysonやSharkなどの強力な吸引力を持つ掃除機。特にペットの毛に特化したモデルがおすすめ。
カーペット用洗剤
OxiClean, Resolve, Wooliteなど、シミ取り効果の高いスプレー式洗剤。
スポットクリーナー
Bissell SpotCleanなど、部分的な汚れを素早く洗浄できる小型クリーナー。
カーペットのお手入れで私が実践している習慣は、週に2回のロボット掃除機でのルーティン掃除と、月に1回の掃除機での徹底掃除です。さらに3ヶ月に1回、ホームデポでRug Doctorをレンタルして深部までクリーニングしています。これにより、4人の子供たちがいても常に清潔なカーペットを保つことができています。
フローリングのお手入れ
アメリカの家庭では、リビングやダイニング、キッチンなどに様々な種類のハードフロアが使われています。素材によってお手入れ方法が大きく異なるため、自宅の床材に適した方法を知ることが重要です。
ハードウッドフロア
- 柔らかいブラシ付きの掃除機または静電気のほうきで埃を取り除く
- 水分を最小限に抑えたマイクロファイバーモップでの拭き掃除
- 専用クリーナーを使用(一般的な洗剤は避ける)
- こぼした液体はすぐに拭き取る(特に水分に弱い無垢材の場合)
ビニール/ラミネートフロア
- 掃除機やほうきで埃やゴミを取り除く
- 水で薄めた中性洗剤を含ませたモップで拭く
- 湿った状態を長時間放置しない
- ポリッシュやワックスは一般的に不要
タイルフロア
- 掃除機や箒で砂や埃を除去
- 温水と専用洗剤を使ったモップ掃除
- 目地の汚れは古い歯ブラシを使って掃除
- バスルームのタイルは防カビスプレーを定期的に使用
石材フロア(大理石など)
- 中性のpH値の洗剤を使用(酸性・アルカリ性は石材を傷める)
- 研磨材を含むクリーナーは絶対に使わない
- 定期的にシーラント(保護剤)を塗布
- 水垢やエッチング(浸食)に注意
アメリカで人気のフロア掃除アイテム
多くのアメリカ人家庭では、Swifferウェットジェットが人気です。使い捨てのウェットパッドに洗剤が内蔵されていて、手を汚さず簡単に床掃除ができます。また、最近ではモップパッドを取り付けられるスチームモップも普及しています。高温の蒸気で除菌しながら掃除できるのが魅力です。
フロア掃除に必須のアイテム
マイクロファイバーモップ
O-CedarのスピンモップやSwifferのダストモップなど、床材を傷つけず掃除できるもの。
スチームモップ
Shark, Bissellなどの洗剤を使わず高温の蒸気で除菌・洗浄するモップ。
フロア専用クリーナー
Method, Bona, Murphy’s Oil Soapなど床材に合わせた専用洗剤。
我が家では、1階のハードウッドフロアのお手入れにSharkのスチームモップを使用しています。化学洗剤を使わずに高温蒸気だけで除菌・洗浄できるので、小さい子供がいても安心です。また、キッチン周りのタイルには、7th Generationの環境にやさしいマルチクリーナーを使っています。
水回りの掃除
アメリカの住宅の水回りは、日本と比較して素材や構造が大きく異なります。特にバスルームは浴槽とシャワーが一体になったタイプが多く、カビや水垢が発生しやすい環境です。
バスルーム
- シャワー後は水気を拭き取る習慣をつける
- シャワーカーテンは定期的に洗濯機で洗う
- 排水口のヘアキャッチャーを定期的に掃除
- タイル目地のカビはClorox Bleach Gelで除去
- アメリカの水は硬水が多いので、クエン酸や酢での水垢除去が有効
キッチン
- シンクは使用後に洗剤で洗い流す習慣をつける
- 食器洗い機のフィルターを月1回掃除
- 電子レンジの庫内は週1回拭き掃除
- オーブンは3ヶ月に1回セルフクリーニング機能を利用
- 換気扇のフィルターは定期的に取り外して洗浄
アメリカの水回り掃除のコツ
アメリカではClorox Toilet Wand(使い捨てのトイレブラシ)や、Scrubbing Bubbles(泡で汚れを浮かせる洗剤)など、便利なディスポーザブル製品が充実しています。忙しい家庭ではこうした製品を活用することで、効率的に水回りを清潔に保つことができます。
また、多くのアメリカ人家庭では週末の「クリーニングデイ」に集中して水回りを掃除する習慣があります。全員が家にいる時に分担して一気に片付けるスタイルです。
水回り掃除に必須のアイテム
バスルーム用クリーナー
Scrubbing Bubbles, Method Bathroom, Seventh Generationなど。
水垢除去剤
CLR, Lime-A-Way, 白酢とクエン酸の自家製洗剤など。
キッチンクリーナー
409 All-Purpose Cleaner, Mrs. Meyer’s, Fantastikなど。
アメリカの水回りで苦労したのは水垢対策です。特にシャワーヘッドや蛇口は硬水のせいで白い水垢がすぐにつきます。我が家では白酢を含ませたキッチンペーパーをシャワーヘッドに巻きつけて1時間放置する方法が効果的でした。また、キッチンのシンクには重曹とクエン酸を混ぜた自家製クリーナーを使っています。
窓・ガラスの掃除
アメリカの住宅は大きな窓が特徴的です。景色を楽しむための広いガラス窓や、季節によって開閉する網戸など、日本とはまた違ったお手入れが必要になります。
窓ガラス
- まずホコリをから拭きで取り除く
- ガラスクリーナーをスプレーし、マイクロファイバークロスで拭く
- 新聞紙で仕上げ拭きすると筋が残らない
- 窓枠の溝は掃除機で吸引後、歯ブラシなどで掃除
ブラインド・シェード
- マイクロファイバー製の専用ブラシでホコリを払う
- 汚れがひどい場合は浴槽で中性洗剤を使って洗浄
- 布製シェードは掃除機のブラシアタッチメントで吸引
- バーチカルブラインドは下からではなく横方向に拭く
窓掃除を効率的に行うコツ
アメリカでは「Windex」というガラスクリーナーが非常に人気です。曇りの少ない晴れた日に窓掃除をするのがベスト。直射日光が当たっていると洗剤が乾きすぎて筋になりやすいので、曇りがちな日や朝早くの時間帯が理想的です。
また、アメリカではブラインドクリーニングツール(複数のブラインドスラットを一度に挟んで拭くツール)が便利です。ホームセンターやAmazonで安価に手に入ります。
アメリカで人気の掃除アイテム
アメリカの一般家庭でよく見かける掃除用品の数々
アメリカのスーパーやホームセンターには日本では見かけないような様々な掃除用品が並んでいます。ここでは、アメリカで特に人気があり、私も実際に使って便利だと感じた掃除アイテムをご紹介します。
洗剤・クリーナー
Clorox(クロロックス)製品
アメリカ家庭の定番漂白剤ブランド。除菌効果が高く、トイレやキッチンの消毒に最適。Clorox Wipesは拭くだけで除菌できる便利なウェットシート。
OxiClean(オキシクリーン)
酸素系漂白剤の代表格。洗濯だけでなく、カーペットのシミ抜きやバスタブの掃除など多用途で活躍。粉末タイプとスプレータイプがあります。
Method(メソッド)
環境に優しい成分で作られたスタイリッシュなデザインのクリーナー。香りも良く、キッチンやバスルームに置いておいてもインテリアの邪魔になりません。
Seventh Generation
植物由来成分を使用した環境配慮型クリーナー。小さな子供やペットがいる家庭に人気。無香料・無着色のタイプもあります。
Windex(ウィンデックス)
アメリカの代名詞的なガラスクリーナー。窓やミラー、ガラステーブルなどを拭くと驚くほど透明になります。青い液体が特徴的です。
掃除ツール
Swiffer(スウィッファー)
使い捨てシートのモップ。ドライタイプとウェットタイプがあり、床掃除が簡単に。Swiffer WetJetは洗剤を噴射しながら拭けるタイプです。
Mr. Clean Magic Eraser
メラミンフォーム製の消しゴムのような掃除ツール。水で濡らしてこするだけで、壁のマーカーやクレヨンの落書き、浴室のカビなどが簡単に落とせます。
Scrub Daddy
温度によって硬さが変わるスマイルマーク型のスポンジ。冷水では硬く、温水では柔らかくなるため様々な掃除に対応できます。
Clorox Toilet Wand
使い捨てヘッド付きのトイレブラシ。使用後にヘッドを捨てられるので衛生的です。洗剤も内蔵されているため、別途洗剤を用意する必要がありません。
Microfiber Cloths
マイクロファイバークロスは水だけでも汚れを落とせる万能クロス。何度も洗って使え、化学洗剤の使用量を減らせます。
アメリカでお得に掃除用品を購入するコツ
アメリカでは、Target, Walmart, Costcoなどの大型店で掃除用品をまとめ買いすると経済的です。特にCostcoでは大容量パックが安く手に入ります。また、Dollar Tree(すべて1ドルショップ)でも基本的な掃除用品が手に入るので、試してみたい商品があれば最初に少量購入するのにおすすめです。
さらに、多くのスーパーがオリジナルブランドの掃除用品を販売しており、有名ブランドと成分はほぼ同じでも価格が抑えられています。例えば、Targetの「Up&Up」やWalmartの「Great Value」などです。
最新の掃除機器でアメリカの家を効率的に掃除
広いアメリカの住宅掃除に欠かせないモダンな掃除機器
アメリカの広い住宅を効率的に掃除するには、最新の掃除機器が大いに役立ちます。特に忙しい駐在家庭や、働きながら家事をこなす方には、時短につながるハイテク掃除ツールは必須アイテムと言えるでしょう。ここでは、私自身が使っているものを中心に、特におすすめの機器をご紹介します。
ロボット掃除機
アメリカの広い家では、ロボット掃除機が大活躍します。私は子供たちの世話で忙しい中、ルンバを導入してからは床掃除の負担が格段に減りました。
メリット
- 自動で掃除してくれるので手間が省ける
- 家具の下など、手が届きにくい場所も掃除可能
- スケジュール機能で不在時も掃除できる
- 最新モデルは障害物認識や自動ゴミ捨て機能も
注意点
- 細かい隅までは完璧に掃除できないことも
- 配線やおもちゃなど、小物は事前に片付ける必要あり
- カーペットの毛足が長いと動きづらい場合も
- 定期的なメンテナンスが必要
アメリカではiRobot Roomba, Shark, Eufy, Roborockなどのブランドが人気です。特にラグやカーペットが多い家庭では吸引力の高いモデルを選ぶと良いでしょう。我が家では、1階のハードウッドフロア用と2階のカーペット用に2台のロボット掃除機を使い分けています。
スチームモップ
アメリカでは、化学洗剤を使わずに高温の蒸気だけで床を除菌・洗浄できるスチームモップが非常に人気です。
メリット
- 化学洗剤不要で環境にやさしい
- 高温蒸気で99.9%の菌を除去
- 床が素早く乾くため、水拭きより効率的
- 頑固な汚れも蒸気の力で簡単に落とせる
注意点
- 無垢材のフローリングには不向き
- 蒸気が出るまで少し時間がかかる
- 使用後のモップパッドは洗濯が必要
- 一部の頑固な汚れには別途洗剤が必要な場合も
Shark Steam Mopや、BissellのPowerFresh、O-Cedarのスチームモップなどが人気モデルです。私は特にSharkのスチームモップを気に入っています。モップパッドは洗濯機で洗えるので経済的でエコです。
ハンディクリーナー
日々の小さな掃除や、ちょっとした散らかりに対応するため、コードレスのハンディクリーナーは非常に便利です。特に子供やペットがいる家庭では、こぼしたスナックやヘアなどをすぐに掃除できて重宝します。
その中でも私が特におすすめしたいのがEufy HomeVac H30です。この製品は私の日常的な掃除の強い味方になっています。大きな掃除機を出すほどでもない、でも掃除はしたい、というシーンで大活躍してくれます。
Eufy H30の特長
- コンパクトサイズながら強力な吸引力(16,000Pa)
- 軽量設計で約800g(片手で簡単に持ち運べる)
- 充電スタンド付きで収納も便利
- 最大20分の連続使用が可能(省電力モード時)
- 様々なアタッチメントで多用途に対応
- 2種類のモデル:ハンディタイプ(Venture)とスティック型にもなる(Infinity)
この他にも、Dyson V8シリーズやShark WandVacなどのハンディクリーナーもアメリカで人気があります。いずれも軽量で使いやすく、掃除の手間を大きく減らしてくれる便利なアイテムです。
Eufy H30
コンパクトながらパワフル、様々なアタッチメントで多機能。充電スタンドが便利。
価格帯:$150-200
Dyson V8
高い吸引力と信頼性、ブラシロールが毛取りに優れる。バッテリー持ちが良い。
価格帯:$350-400
Shark WandVac
超軽量(約0.6kg)でスリム、デザイン性が高く置いておける。手軽に使える。
価格帯:$100-130
ハンディクリーナーの活用シーン
アメリカの家庭でハンディクリーナーが特に役立つシーン:
- 子供がソファやカーペットにスナックやクッキーのクズをこぼした時
- 車内の掃除(シートの隙間やフロアマットなど)
- ペットの抜け毛対策(特にソファやカーテンについたもの)
- キッチンカウンターやダイニングテーブルの食べこぼし
- 工作や DIY 後の細かいゴミの掃除
我が家では、4人の子供たちがいるため、毎日のようにソファの隙間や食卓の下に食べかすが散らばっています。Eufy H30があれば、都度サッと取り出して掃除でき、清潔な環境を保つことができます。特に子育て世代にとって、軽量で使いやすいハンディクリーナーは必須アイテムと言えるでしょう。
カーペットクリーナー
アメリカの家庭では、カーペットが広く敷かれていることが多いため、カーペットの定期的な深い洗浄が必要です。そこで活躍するのがカーペットクリーナーです。
これは温水と洗剤を噴射してブラシで汚れを掻き出し、その後吸引で回収するという仕組みの掃除機です。日本ではあまり見かけませんが、アメリカでは一般家庭でも活用されています。
メリット
- 通常の掃除機では取れない深部の汚れを除去できる
- ペットの匂いや食べこぼしのシミに効果的
- プロに頼むより経済的
- カーペットの寿命を延ばす
注意点
- 使用後はカーペットが乾くまで時間がかかる
- 本体が大きく収納スペースが必要
- 操作がやや重労働
- 洗剤と水を定期的に補充・交換する必要あり
BissellやHooverのカーペットクリーナーが一般家庭向けとして人気です。購入するほどではない場合は、Home DepotやLowe’sなどでレンタルすることもできます(1日約$30)。我が家は季節の変わり目に1回、Rug Doctorをレンタルして全カーペットを清掃しています。
アメリカ流・効率的な掃除スケジュール
アメリカの家は広いため、すべてを毎日掃除するのは現実的ではありません。多くのアメリカ人家庭では、曜日ごとに掃除する場所を決めて効率的に家を清潔に保っています。以下は、私が実践している掃除スケジュールです。
日常的なお手入れ
- 毎日:キッチンカウンターの拭き掃除、食器洗い、ゴミ出し、散らかったものを元の位置に戻す
- 2日に1回:ロボット掃除機による床掃除(特に人通りの多いリビング、キッチン周り)
- 週2-3回:ハンディクリーナー(Eufy H30)でソファや隙間、車内などの掃除
週単位のお手入れ
- 月曜日:洗濯と寝具の交換
- 水曜日:バスルームの掃除(シャワー、洗面台、トイレ)
- 金曜日:キッチンの徹底掃除(冷蔵庫内、電子レンジ、オーブンなど)
- 土曜日:リビングとダイニングの掃除(掃除機、モップがけ)
- 日曜日:ベッドルームの掃除(掃除機、ダスティング)
月・季節ごとのお手入れ
- 月1回:カーペットの徹底掃除、エアコンフィルターの交換、窓拭き
- 3ヶ月に1回:カーペットクリーナーでの深掃除、シャワーヘッドの水垢除去
- 季節の変わり目:クローゼットの整理、布団や季節家電の手入れ
- 年1回:プロによるダクトクリーニング、家具の裏側や移動しない大型家具周りの掃除
忙しい駐在家庭向け時短掃除テクニック
アメリカの広い家を効率的に掃除するコツ:
- 上から下へ:天井、テーブル、床の順に掃除する
- 15分ルール:毎日15分だけ集中的に掃除をする習慣をつける
- 家族で分担:子供にも年齢に合った掃除タスクを割り当てる
- マルチタスク:例えば、洗濯機が回っている間にキッチン掃除をする
- 掃除道具を各階に配置:階段の上り下りの時間を節約できる
- 掃除しやすい環境作り:物を減らし、掃除の障害になるものを排除する
また、アメリカでは掃除サービスを利用することも一般的です。特に共働き家庭や時間に余裕がない駐在家庭では、2週間に1回程度のハウスクリーニングサービスを利用する方も多いです。料金は地域や住宅の大きさにもよりますが、一般的に$100〜200程度です。
まとめ
アメリカの広い住宅環境での掃除は、日本とは異なるアプローチとツールが必要です。カーペットのケア、様々なフロア材のお手入れ、広い面積を効率的に掃除するための電化製品の選択など、最初は戸惑うことも多いでしょう。
この記事で紹介した掃除アイテムは、私自身がアメリカ生活の中で試行錯誤の末に辿り着いた、本当に役立つものばかりです。特に、ロボット掃除機とハンディクリーナー(私の場合はEufy H30)の組み合わせは、広いアメリカの家でも日々の掃除を大幅に効率化してくれます。
また、アメリカならではのカーペットケアや洗剤の選び方、効率的な掃除スケジュールを実践することで、忙しい駐在生活の中でも清潔で快適な住環境を保つことができるでしょう。
アメリカでの生活は様々な面で日本とは異なりますが、その環境に合わせた掃除方法を知り、適切なツールを揃えることで、家事の負担は大きく軽減できます。この記事が、アメリカで新生活を始める方や、より効率的な掃除方法を探している駐在家族の参考になれば幸いです。